今のPerfumeの軸となる特別な曲
Perfume Advent Calendar 2013 - Adventar day17
東京ドームまであと1週間!!
こんな大事な日を自分が書いてもいいのかとも思うが、Perfumeにはまるきっかけになった曲「Spring of Life」について書いてみる。
きっかけはPV
こんな記事を書きながらも、実はまだファン暦1年に満たない新参なんだけど、始まりはきゃりーぱみゅぱみゅのPVだった。彼女の楽曲のPVはどれもポップで楽しくて今でも好きだけど、そこからPerfumeに流れたのは、ある意味わかりやすい流れだと思う。今では、ほとんどのPVがフルで公式にアップされているけど、当時はまだされていなくて、非公式のものだったけど「Spring of Life」のPVを見てなんてかっこいいんだ、と。そこから数々の名曲・名PV・いろんな動画をあさる内に、どっぷり浸かってしまってわけだけど、溢れる情報に押し流されるのは、今の時代ならではのはまり方なんだろうな。
[MV] Perfume「Spring of Life」 - YouTube
そんな溢れる情報の中でも、最初に自分のセンサーに反応したのは、やはりSoLが特別な一曲だったからなんだと思う。
PerfumeのLEVEL3期の代表曲
PerfumeのLEVEL3における代表曲を選ぶとして、まずはいくつかノミネートするとしたら、「Spring of Life」と「Spending all my time」は外せないと思う。もしかしたら、LEVEL3の最初の2曲*1にしてLEVEL3のすべてを語ってしまうと言ったら言い過ぎか。でも、それくらいメンバーやスタッフの思いが詰まっていて、それを示す共通点も多い。
- 専用の特別な衣装が複数ある。
Perfumeのシングル曲には、どれもプロモ用の衣装があって初回・通常で異なる*2こともあるけど、この2曲はさらにプロモーションの期間が過ぎてからも追加されている。
3種類のSpring of Life Dress
特徴的な制服
5段変形衣装 - 専用の演出がある。
複数用意された衣装は、Perfumeの飛び道具としてのテクノロジーを存分に注ぎ込んだ演出のためでもある。でもまだ自分はどっちも間近でみたことないんだよなぁ。ライゾマの展示会行きたかった。
撮って出し映像「ライゾマティクス inspired by Perfume」内覧会 取材映像 - YouTubeICC ONLINE | アーカイヴ | 2013年 | ライゾマティクス inspired by Perfume
ライゾマティクス inspired by Perfume | トピックス | 美術館・博物館・イベント・展覧会 [インターネットミュージアム]
- 特徴的なダンス
SoLではPVにも取り入れられたロボットダンスを取り入れているし、Samtでは手のロジカルな動きを主体としたものとなっている。ダンスにおいては、Samtがやはり際立っているかな。ダンスコンテストの課題にもなったり。 - 作りこまれた世界観のPV
どちらもPVも作りこまれた世界観に沿って、3人がPerfume以外のものを演じるつくりとなっている。SoLでは無機質なアンドロイド、Samtでは生身の超能力少女と対照的でありながら、ストーリをみると閉鎖された空間からの開放を夢見ながらも最後には、というとても似た構成になっている。 - 未来のミュージアムのPVにつながる
ネタっぽいが、結構重要なことだと思う。これはこの2曲がプロモーションの期間を終えて、活動が次の楽曲がに移ってもなお更新され続けていることを意味していて、LEVEL3を通して力を入れられている証でもある。 - Perfumeの活動の中での位置づけ
どちらも、重要な意味を持った曲だと思う。
SoLは、レコード会社移籍後の一曲目として、原点に立ち戻った作品。
Samtは世界に向けて一歩踏み出した作品ではなかろうか。
で結局1曲に絞るなら
やっぱり自分としては、Perfumeの軸を再構築したようなSoLかな。
Samtが曲、PV、ダンスとすべて変化球なのに対して、すべてがド直球なSoL。
原点としての近未来三部作を、LEVEL3で解釈しつつ完全にポジティブに生まれ変わって、すごく元気になるような気がする。
LEVEL3の中では、「1mm」も「Dream Land」も応援ソングだと言うけど、それより何より「Spring of Life」でしょ。*3
ついでにLEVEL3期の三大代表曲にするなら
アノ曲なんじゃないかなー・・・?
答えは一週間後に!?
明日は、a8_bunさんですね。
おまけ (SoLのPV解説 妄想+)
田中裕介監督自身のネタバラシというか解説も出てるけど、正直あの解釈はスキじゃないので、勝手な妄想をプラスして解説。
00:17~
1号機(A):最初に作られた標準型
2号機(N):1号機をベースに運動能力強化&光学兵装
3号機(K):最新型で謎のプロセッサ&AI搭載
00:40
メンテナンスシーンはどれもいいけど、3号機の完成度が半端ない。
01:34
動作調整、1号機はまだちょっとグラついている。ナイフが逆だけど、実際に食べるわけじゃないから気にしない。
01:37
3号機はこの時点ですでになにやら気だるい感が。
01:44
完全に何か入ってる。
01:50
自分で選んじゃうよ。
01:54
吹っ切れたので表情もイキイキ。
02:00
冷却液が漏れた。SF界では目っぽいところから液体が漏れるのは良くある不具合。
ちなみに2号機の"目"はビーム兵器なので冷却が必要。(センサのみの1号機では液漏れは起きない)
02:20
センサの角度を変えるために頚部を曲げるしぐさが人間っぽい。
1号機は初期型なので、処理速度が遅くて認識に時間がかかる。
02:24
かわいいたくらみ。01:37とは目の輝きが違う?
02:32
行動開始。(怖い)
02:37
プログラムを書き換えちゃうよ。(光り方がいつもと違う)
02:41
新しいプログラムをダウンロード&インストール。
03:00
2号機はすぐ立てたけど、1号機は無理。スペックが・・・。
03:17
1号機も2号機も、それっぽく電話かけたりネイル塗られたりしているが、自律的に自分自身に化粧できるのは3号機だけ。
03:45
2号機にプラグを抜かせる完全に小悪魔な3号機。
03:48
あれ・・・?
04:01
たくらみ失敗。
でも、ここですべてが消えたわけではない。
なぜなら3号機だけメンテナンスの時点で、自分で動いている。
つまり、途中で目覚めたのではなく、最初から入っている。(何が?)
なので再起動すれば、またイタズラするかも?
おしまい。